今日は朝からいい天気でした。天気予報はずっと雨のはずで、だからこそ雨でも一人でドライブに行こうと決めていたんですが、カーテンを開けたら普通に晴れていて、思わず声が出ました。予報が外れてくれると、それだけで一日が得した気分になります。嫁さんは朝から咳をしていたのに、いつも通り仕事に出かけていきました。一人娘のほうは当然のように寝ていて起きてきません。俺はというと、8時半に清洲のセブンイレブンを出発しました。
朝ごはんはそのセブンで買ったバゲットサンド、ベーコン&北海道産クリームチーズ。260円、税込で280円ちょっとです。アイスコーヒーを一緒に買って、車のホルダーに挿して、袋を開けます。バゲットって噛みごたえがあるから、朝の眠さが少しずつほどけていく感じがして好きなんですよね。クリームチーズの塩気とベーコンの脂が、寝起きの体にちょうどよく効いてきます。ちょっとお腹が重い気もしましたが、走っていれば落ち着くだろうと思って出発しました。
高速に乗って、のんびり南へ。ただ、今日も車の中の音楽まわりが調子悪くて、Bluetoothがつながったり切れたりを繰り返します。一応いつものスピーカーも積んできたんですが、これも決め手になりません。このへんのシステムだけは、どうしても100点まで持っていけないんだよなと、毎回同じことを思っています。
途中で蒲郡のローソンに寄って、腰を据えて設定と格闘しました。運転しながらいじるのは危ないので、止まってやるに限ります。あれこれ試した結果、今日はSpotifyに落ち着きました。歌詞まで一緒に追いかけて出してくれるのが、やっぱりありがたいです。音が決まると、そこからのドライブが全然違うものになります。

そこから、いつものヤシの木ロード。西浦シーサイドロードです。蒲郡の海沿いを走るこの道が昔から好きで、何が好きって、道の脇にヤシの木がずらっと並んでいるところ。愛知の海沿いなのに、この一角だけ空気が違います。信号もほとんどないので、窓を開けて走っているだけで気分が変わっていきます。
ただ、今日はマラソンか何かの日だったみたいで、ランナーがどんどん走ってきます。頑張っている人を見るのは嫌いじゃないんですが、その中でカメラを構えるのは、正直ちょっと落ち着きません。人の邪魔になるのも申し訳ないので、写真を数枚だけ撮って、早々に立ち去ることにしました。
それでも、堤防のほうで一枚だけ気に入ったのが撮れました。手前に大きな岩がごろっとあって、その向こうに海と防波堤、さらに奥に山並みが霞んで見えます。手前の岩の質感と、遠くの山のやわらかさが一枚に収まって、この日のベストショットになりました。空は真っ青からだんだん雲が増えてきて、夏の終わりみたいな色をしていました。
次に行く場所はもう決まっています。一色さかな広場のマグロ丼。というより、家を出た時点から今日の本命はこれでした。西浦から西尾の一色までは、海沿いを走ればそんなに遠くありません。着いたのが11時半ごろ。駐車場に入ると赤と青ののぼりが風で鳴っていて、この空気感がもう楽しいです。

目当ては、館内にあるさかな市場食堂 なごハの一色店。ここのマグロ丼が食べたかったんです。持ち帰りにして、いつもの海辺まで移動してから食べることにしました。店の中で食べるのもいいんですが、今日は最後まで一人の時間でいたかったので、海の見える車の中が特等席になります。
フタを外すと、赤身と中トロが重なるように盛られていて、その上にねぎとろ、大葉、玉子焼き。しばらく箸をつけずに眺めてしまいました。一口目は赤身から。しっかり身が締まっていて、噛むほどに味が出てきます。次に中トロにいくと、口の中での溶け方が全然違って、思わず声が出ました。ねぎとろは甘みがあって、ご飯と一緒にかき込むとちょうどいいです。玉子焼きの甘さが箸休めになって、また赤身に戻れます。この繰り返しが止まりません。

ついでに佃煮の海苔も買ってきました。こういう、家に帰ってから地味に効いてくる買い物が、俺は昔から好きなんだと思います。
食べ終わってからも、そのまま堤防の上でしばらく空を眺めていました。目の前にはまっすぐ伸びるコンクリートの道と、その先の海。遠くには風車が回っていて、水平線の向こうに入道雲がもくもくと並んでいます。夏はまだ終わっていないぞと言われているみたいな空でした。

ハイエースの横に立って、しばらく風に当たります。エンジンを切ると、聞こえるのは波の音と風の音だけ。普段は仕事で一日中この車に乗っているのに、こうして海沿いに停めているだけで、まったく別の乗り物みたいに見えてくるから不思議です。気がついたら12時半。このまま帰るか、もう少しどこかに寄っていくか、しばらく迷っていました。この、どっちでもいい時間がいちばん贅沢なんでしょうね。

そして最後にひとつ。今日は1日この曲でした。矢井田瞳のゴールデン☆ベスト。朝から音楽まわりでさんざん格闘しましたが、結局これが鳴り出した時点で、今日はもう勝ちでした。海沿いの道にこれ以上合うアルバムを、俺は知りません。

ついでに佃煮の海苔も買ってきた。こういう、家に帰ってから地味に効いてくる買い物が、俺は昔から好きなんだと思う。
食べ終わってからそのまま堤防の上でしばらく空を眺めていた。
目の前にはまっすぐ伸びるコンクリートの道と、その先の海。遠くには風車が回っていて、水平線の向こうに入道雲がもくもくと並んでいる。夏はまだ終わっていないぞと言われているみたいな空だった。

ハイエースの横に立って、しばらく風に当たる。エンジンを切ると、聞こえるのは波の音と風の音だけ。普段も仕事で一日中車に乗っているのに、こうして海沿いに停めているだけで、まったく別の乗り物みたいに見えてくるから不思議だ。
気がついたら12時半。このまま帰るかもう少しどこかに寄っていくか、しばらく迷っていた。この、どっちでもいい時間がいちばん贅沢なんだろうな。

そして最後にひとつ。今日は1日この曲でした。矢井田瞳のゴールデン☆ベスト。
朝から音楽まわりでさんざん格闘したけど、結局これが鳴り出した時点で、今日はもう勝ちだった。海沿いの道にこれ以上合うアルバムを、俺は知らない。
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それでは、また!


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